親に介護保険を使う必要があるか、判断するのは難しいです。
しかし、私の場合は認定結果がでてから、もう早く気づいてあげられればと思いました。
この記事で、認知症の早期発見に繋がり、症状の進行をゆるやかにできることを知ってほしいです。
「もの忘れ外来」を受診するきっかけ
認知症の心配がでた場合は、「もの忘れ外来」を受診して、認知症の状況を確認するべきです。私の場合は、近隣の方が声をかけてくれたことで認識することができましたが、家族でも気づくことが難しいと思います。
チェック項目をあげたので、「気づきのきっかけ」にしてください。
- ボーっとしていることが多い(表情が少なくなった)。
- いつも同じ服装(服の匂いが気にならない)。
- 財布に小銭が沢山。
- 同じものを買ってくる。
- 部屋の匂いに気づかない。
- 部屋が片付けられない。
- ゴミが分別できない。
うちの場合は、言われるまで「年をとったせい」と良いように考えていました。
家族だからこそ、客観的に見ることが難しいと感じました。今、考えると全てに該当していました。
要支援の結果がでて、やさしく接することができた。
認定結果がでるまでの道のりは以下のとおりでした。
- 地域包括ケアセンター
- 物忘れ外来受診 →検査(MRI、IR検査)
- 介護保険の認定申請 →訪問調査 →かかりつけ医の意見書 →認定結果
検査の結果、アルツハイマー型認知症が進んでおり、飲み薬で進行を遅らせることになりました。
また、認定結果は「要支援1」でした。
少し、物忘れがあったり、怒りやすかったり、洋服の着脱に手間がかかったりと、手助けが若干必要でした。しかし、原因がわかり、「できないこともある」と理解することで、優しく接することができるようになりました。
早く気づいてあげることで、症状の進行を緩やかにできると先生も言われていたので、これからは楽しく生活できるように、接していきたいと思います。